花屋で働き始めた時を思い出した

私が花屋になったもともとのきっかけは、ふと生け花を習いたいと思ったことが始まり。

習いに行ったら70才くらいの先生で、その先生がもう高齢なのにとっても

元気でバイタリティーある人だった。

お花の先生は年をとってもできるし好きな仕事だから生き生きできていいなって思って、私も年をとったらお花の先生したいと、それまでゆっくりお花の事学んでいこうというプランでいた。

結局生け花は3年くらいでやめて、またいつかやろうくらいに思っていたところ、勤めてた会社がいやになってきて、「会社勤めしてても増えていく知識は会社のことだけ。せっかく日々学んでるんだったらどこの国に行っても使える知識を学びたいな」って思った。

イギリスに住んでた時に、美容師さんは言葉がしゃべれなくても仕事あってチップでお金も稼いでいたのを見て、やっぱり手に職だなって思ってたのもあった。

そして、年取ってからじゃなくても今からお花の先生になってもいいじゃん!っと気づき、どうやってなるんだと思ったら、お花の時の友達が花屋で楽しそうにバイトしていたのを思い出して、花屋に転職だ!となった。

いざ、花屋に転職したら、自分のできなさにとってもつらい日々を送ることになるんだけど。。。

でもこれって今思ったら、普通若いころから花屋で働くものなのに、私は友人の紹介もあり45歳で雇ってもらって、年齢をカバーしなくちゃというあせり、花屋になりたいといって転職してきたくせに、花の名前もわからないじゃ恥ずかしい等々、できない自分を自分で罰してたからつらかったんだなって思う。

   

なんでこんな話をしてるかというと、先日レッスンに来てくれた方が花屋さんなりたての方で、それも、青果のセクション希望で面接行ったのに、花屋の方に配属を施されていやいや花屋になったというめずらしい方だったの。

もちろん花は好きらしいけどね。

いやいやなったと言っても、やっぱりできるようになりたいから私のレッスンを受けに来てくれたわけだしやる気あるよね。

   

その方が、何にもわからないのに花屋に配属されて、花の名前もわからんし、もうすぐ一人辞めて自分一人の時間ができるようになるけど、何にもできんのにどうなっても知らんって文句言ってて、お店の人にもそう言ったって話聞いて

めっちゃいいね!!って思ったの。

そして、私は自分攻めばっかりしてたなーって思い出した。

だからその方には、勝手に花屋に配属されたって気持ちを忘れずに、決してできない自分を責めたりせず、楽しく花屋として成長してほしいなって思うんだ。

  

まあ、私は私でつらかったからこそ、天使や、引き寄せの本読んだりそういう世界を知ることができたから、今こうして独立するって事になったから良かったのかな。

   

   

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